写真は南太平洋ミクロネシア諸島のトラック島の美しい風景です。太平洋戦争の激戦地の一つ。当学園の創立者の一人佐藤憲二郎は、軍人としてこの地に赴き、この地で終戦を迎えました。太平洋戦争は日本の歴史史上最大の国難として掲げられ、70余年たった今でもその痕跡は消えていません。
佐藤憲二郎はお世話になった島の住民と別れを告げ、復員船で母国日本に帰国しました。復員船の中で「何故日本は敗戦したのか」を自問したそうです。そして至ったのが「良き教育」でした。1964年(昭和39年)に妻の佐藤泉と認可幼稚園を開設。二人は戦後の日本の復興の中、力を合わせて幼稚園の運営に邁進いたしました。 その後、時代の要請により保育園事業も立ち上げ現在に至っております。
平和ボケとまで言われる日本の近年の平和な社会。街行く、犬の散歩に興じる人々の姿。可愛い猫のテレビ番組の数々。現代社会の中には、もう一歩踏み込んだ平和の息吹を待ち望む方々もいらっしゃいます。「あんぶれら舎」は、皆さんが働き・社会参加が出来るよう、学園の理念の傘の元、その平和を享受されますよう望むものです。
あんぶれら舎では、雇用契約に基づく雇用が困難な利用者に就労の機会及び生産活動の機会の提供、その他の就労に必要な知識及び向上の為に必要な訓練や支援を致します。